新店オープンを逃さない!初動売上を伸ばすラウンダー活用術

  1. 新店オープン時に浮き彫りとなる営業リソースの限界
  2. 「商談成功=店頭完了」ではない!現場トラブルの実態
  3. なぜ開店「最初の数日」が今後の売上を決定づけるのか
  4. 立ち上げ遅れを防ぐ!ラウンダーが果たす具体的な役割
  5. 費用対効果を高める「スポットラウンダー」の運用設計
  6. 新店対応の標準化へ!まずは自社体制のチェックから

ドラッグストアやスーパーマーケットの新規出店や大型改装が全国各地で相次いでいます。
消費財メーカーの営業担当者にとって、新店のオープンは自社商品の売上を伸ばす絶好のチャンスです。
しかしその一方で、「次々とオープンする新店に、店頭の立ち上げ対応が全く追いついていない」という
悩みを抱える企業が増えています。

 
本記事では、新店オープン時に一般消費財メーカーが直面しやすい課題を整理し、
営業リソースを圧迫せずに初動売上を最大化するための「ラウンダー活用術」について、
具体的な示唆を交えて解説します。

新店オープン時に浮き彫りとなる営業リソースの限界

既存店のフォローと新店対応の両立は困難

消費財メーカーの営業担当者は、日々多忙を極めています。
担当チェーンの本部商談をはじめ、既存店のフォロー、特売の企画提案、
さらにはクレーム対応など、こなすべき業務は山積みです。

 
そこに新店オープンのスケジュールが次々と舞い込んでくると、
現場へ足を運ぶ時間を捻出することは物理的に困難になります。

 

機会損失に気づきながらも手が回らない実態

「本当は開店前日や当日に現場へ行き、
自社商品の陳列状況を確認して売場を完璧に整えたい」と多くの担当者が考えています。

 
しかし、人手不足の中で既存業務を圧迫することはできず、
「店舗のスタッフにお任せするしかない」と諦めざるを得ないのが実態です。
これが、後述する店頭での「機会損失」を引き起こす最大の要因となっています。

「商談成功=店頭完了」ではない!現場トラブルの実態

商談成功=店頭展開完了ではない

本部商談で無事に新商品や重点商品の導入が決まり、棚割表にも自社商品が組み込まれた。
これで一安心と思うかもしれませんが、現場では想定外の事態が頻発します。
「本部の決定が現場の末端まで正確に伝達されていない」「店舗スタッフの作業が追いついていない」
といった理由から、計画通りに売場が作られないことは珍しくありません。

 

開店当日によくある店頭トラブル

実際に開店当日に店舗を訪れてみると、次のような光景を目の当たりにすることがあります。

 
•納品されたはずの自社商品が、バックヤードでダンボールのまま放置されている
•棚割表とは異なる場所に陳列されており、商品が目立たない
•本部から送付したはずの販促POPやトップボードが設置されていない

 
こうしたトラブルは、単に「見栄えが悪い」という問題にとどまらず、
初動の売上実績に深刻なダメージを与えます。

なぜ開店「最初の数日」が今後の売上を決定づけるのか

初動のPOSデータが定番棚の運命を握る

新店オープンからの数日間は、店舗にとって最大の集客ピークです。
チラシやオープン記念セールに惹かれた多くのお客様が来店します。
このタイミングで自社商品が正しく陳列され、お客様の手に取ってもらえなければ、
初期のPOSデータ(販売実績)は低迷してしまいます。

 
小売業はPOSデータをシビアに評価するため、初動で結果が出ないと、
数ヶ月後の棚割見直しの際に「売れない商品」として定番から外されたり、
フェイス数を減らされたりするリスクが高まります。

 

トライアル獲得の黄金期を逃さないために

普段は別のメーカーの商品を使っている消費者も、新店オープンの高揚感や特売の勢いで
「一度試してみよう」と別ブランドを購入する傾向があります。
この「ブランドスイッチの黄金期」に商品が欠品していたり、視認性が低かったりすれば、
将来のロイヤル顧客を獲得する大きなチャンスを逃すことになります。

立ち上げ遅れを防ぐ!ラウンダーが果たす具体的な役割

店直前・直後のスピード感ある売場構築

こうした新店特有の課題を解決する強力な打ち手となるのが、
「スポット・ラウンダー」の活用です。
ラウンダーは、メーカー営業の代わりに開店前日や当日に店舗を訪問し、
以下のような実務をスピーディーに遂行します。

 
•バックヤードからの商品出しと確実な陳列
•棚割表(プラノグラム)との照合と修正作業
•開店直後の激しい売れ行きに伴う、欠品防止のための迅速な品出し・補充

 

エンド展開やPOP設置による視認性アップ

大量陳列(エンド展開)の構築や、アイキャッチとなるPOP・販促物の設置作業も
ラウンダーの得意領域です。
店舗スタッフだけでは後回しにされがちな「演出」部分をプロのラウンダーが確実に担うことで、
来店客の目を引きつけ、初動の売上の最大化に直結させることができます。

費用対効果を高める「スポットラウンダー」の運用設計

全店常駐ではなく「ピンポイント活用」で費用対効果を最大化

ラウンダーの導入を検討する際、「コストが見合わないのでは?」と懸念する担当者も少なくありません。
しかし、すべての店舗を毎月巡回するような固定型の契約ではなく、
新店オープンや大型改装のタイミングに絞って投入する「スポット活用」や、
出店が集中するエリアに限定した「ピンポイント配置」であれば、
費用対効果(ROI)を高く保つことが可能です。

 

情報キャッチから配置までのスピードが鍵

効果的な機動型ラウンダーの運用において重要なのは、
「どこで、いつ新店がオープンするか」という情報をいち早くキャッチし、
タイムリーに人員をアサインする体制です。

 
当社HPで毎月更新している「全国小売店舗の新店・開店情報」などを事前にチェックし、
出店計画に先回りしてラウンダーの配置計画を立てることが成功の秘訣です。

新店対応の標準化へ!まずは自社体制のチェックから

リソース不足を仕組みで解決する

新店オープンの初動売上は、消費財メーカーの中長期的な売上成長を左右する重要な要素です。
限られた営業リソースで「気合いと根性」でカバーしようとするのではなく、
外部のプロフェッショナルであるラウンダーをうまく組み込み、
「立ち上げの仕組み化・標準化」を図ることが求められています。

 
まずは、「全国の新店情報を迅速に把握できているか」
「新店での展開をラウンダーでサポートできる体制があるか」を
チェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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